この頃美容師の紹介文で

 

「前髪カットが得意」

とか

「ゆるフワのヘアスタイルが得意」

など書いたものが多く出ているのを

なんとなく疑問に思ってしまう自分がいます

 

お客様心理から言うと

 

とにかく可愛いくして欲しいから

得意以前に全部出来るようにして欲しい

 

こう思っているのではないだろうか？

 

そう思ってしまいます

 

昔、美容界の大御所

peek-a- booの高澤先生が

美容コンテストの審査で最後に

言って頂いた言葉が今でも心の中に

残っています

 

「一番カットに入るスタイリストの人が

あまり練習をせず、お客様をカットすること

だけで上手くなろうとしていませんか？

スタイリストこそお客様のために練習を

するべきではないかとは思います」

 

このような事を言われました

 

高澤先生はもう５０歳を過ぎているにも

かかわらず今での第一線で活躍しそして

ご自分も精進されている方です

 

それを聞いて

「自分はどうなのかな?今の現状でそうしているのでは？

自分もこの気持ちを持って謙虚に精進していこう」

 

そう思いました

 

毎年講習会に行っていますが

50,60歳代の方も来られています

 

いつまでたっても精進しようという

気持ちを持っているのが素晴らしいです

 

僕が思っていることは

 

現状維持は衰退すること

精進することは現状維持

自分の中で挑戦、革新することが前進

 

こう思っています

 

新潟に戻ってきて１６年たちますが

毎年講習会やコンテストに参加し

今年は３年目のスタッフ山岸にカットを

教えつつも自分もカットを勉強

しなおしている最中です

 

まだ周りには上手な方がいっぱいいると思います

 

まずはお客様に満足をして頂くために

驕ることなく謙虚にこれからも

精進していきたいと思います